はるか果物は明るいレモン色の皮の柑橘類

はるか果物は強面のようにごつごつしている

はるか果物は、見た目は健康に良さそうな明るいレモン色の皮の柑橘類で、かなりごつごつした感じがあり、形は伊予柑やブンタンのような感じです。

 

はるか果物の味のは酸っぱいのかな?と思うと、実はこれがすっきり爽やかな味です。しかもかなりの甘みもあるのです。食感もゼリーのようなものです。

 

はるか果物の「はるか」は漢字で書くと「春香」と書きます。ニューサマーオレンジ(日向夏、ひゅうがなつ)という品種の柑橘類の種から発生したものを「はるか果物」といい選抜して育成した新品種です。

 

はるか果物はニューサマーオレンジの突然変異種

ニューサマーオレンジから突然変異したはるか果物

はるか果物は、ニューサマーオレンジの突然変異種で、1980年、福岡県の人がミカンの木に接ぎ木して作り出されたそうです。

 

ニューサマーオレンジは爽やかな酸未で初夏頃に人気ですが、はるか果物のほうがより甘く、酸っぱさもしつこくありません。

 

はるか果物は完熟するのもニューサマーオレンジよりも約三ヶ月も早くなるそうです。まだまだ生産数が少ないのですが、あまり知られていないので知る人ぞ知る果物ともいえます。

 

人気の方は希少価値も伴って現在鰻登りという状態にあるようです。

 

はるか果物の生みの親となった品種「ニューサマーオレンジ」

はるか果物の生みの親となった品種「ニューサマーオレンジ」も、ユズから突然変異として生まれた柑橘類の果物で、1820年に偶然庭で生っているのを発見されたそうです。

 

ニューサマーオレンジが完熟するのは六月ごろで酸味はけっこう強く、グレープフルーツやレモンに近い感じがあります。

 

形・大きさは温州ミカンを少し大きくしたような感じで、表皮はややのっぺりしたような外観です。

 

日向夏の「日向」とは宮崎県のことなので、他県でこの品種が生産される場合、ニューサマーオレンジ、小夏、土佐小夏といった別名が使われることが多いのです。

 

それでもやはり九州の柑橘類というイメージが強く、九州では地域限定生産で日向の夏みかん味のジャイアントポッキーもあるそうです。

 

 

はるか果物やニューサマーオレンジをプレゼントに

ニューサマーオレンジは、他の多くの柑橘類と違って、果実の表面の白い部分も美味しく頂けます。間違って捨てないように気をつけたいものです。

 

春から夏の期間、おみやげに、またプレゼントに、はるか果物やニューサマーオレンジのような爽やかなフルーツがぴったりといえるでしょう。


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